ハルビン太平国際空港プロジェクト

ハルビン太平国際空港のT2ターミナルは、総建設面積が169,000平方メートルです。新しいターミナルには、水圧式全体リフト技術を使用してセグメントごとに設置された球形鋼格子構造の平屋根が採用されています。屋根の防水には単層のTPO防水膜が使用され、ガラスカーテンウォールには三重のLow-Eガラス（3層銀コーティング）が使われており、エネルギー効率に優れています。外壁はプレキャスト乾式吊り付け式の着色コンクリートパネルで作られており、建物全体にヨーロッパ風のスタイルを演出しています。72本のヨーロッパ風イオニア式ローマ柱があり、ハルビン市全体のヨーロッパ建築様式と調和しています。これは中国の大規模空港で初めてヨーロッパ建築様式を取り入れたものであり、ハルビンが遠東の国際ハブとして持つ地域特性を十分に表現しています。

主な材料：

熱可塑性ポリオレフィン（TPO）防水膜